講座 日本舞踊とコノカイズムの魅力

内容

映画『国宝』にも登場する日本舞踊の面白さ、そして2/15にグリーンホールで実施する「コノカイズム」公演の魅力などを舞踊家の視点から語ります

講師

• 

  市山松扇

  日本舞踊家
  市山流七世家元　
  幼少の頃より父（故宗家、松翁）に師事。
  1989年9月　2才7ヶ月で新橋演舞場に於いて「勇肌神田祭」にて初舞台。
  1982年12月　父、現宗家より二代目松之助を許される。
  1998年12月　同士11名からなる日本舞踊集団『弧の会』を結成、代表となり幅広く活動。
  1999年　弧の会作品「御柱祭」にて2000年度舞踊批評家協会賞、新人賞受賞。
  2003年　平成15年度　花柳壽應賞第17回新人賞受賞。
  2004年5月　国立劇場大劇場に於いて父より七世家元を襲名し松扇を名乗る。
  2004年　平成16年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
  2008年 第63回芸術祭にて弧の会結成10周年記念公演コノカイズムにて、芸術祭優秀賞受賞。
  
  〔役職〕
  公益社団法人 日本舞踊協会理事
  品川区舞踊連盟会長
  日本舞踊家集団『弧の会』代表

• 

  小野木豊昭

  伝統芸能プロデューサー
  1990 年に伝統芸能企画制作オフィス〈古典空間〉を設立。 各種邦楽、話芸、日本舞踊など伝統芸能を専門に公共ホール自主事業公演の企画立案、学校公演や外務省等の海外公演、各種イベントの企画、制作、プロデュースを行う。またメディア出演や大学講師を務めるなど若い世代への伝統芸能の普及、さらに伝統文化による地域振興の支援などにも幅広く携わっている。主な事業として、東京都の伝統芸能フェスティバル＜東京発・伝統WA感動＞より『三弦 海を越えて』『邦楽ワンダーBOX』『はじめての邦楽』等の企画・制作。東京スカイツリーオープニングイベントの制作（2012年）。アーツカウンシル東京／NPO法人 粋なまちづくり倶楽部主催事業『神楽坂まち舞台・大江戸めぐり』の企画・制作（2013年～）。茨城県小美玉市における学校アクティビティ事業のプログラム作成（2003～2017年）など。
  
  共立女子大学文芸学部非常勤講師（2002年～）
  東京都オリンピック文化プログラム検討部会専門委員（2014年～2017年）
  船橋市文化芸術ホール芸術アドバイザー（2004 年～）
  公益社団法人 全国公立文化施設協会コーディネーター（2017年～）
  他、各省庁、全国各地自治体文化事業関連の審査委員、アドバイザー等を歴任。

  • 伝統芸能企画制作オフィス　古典空間